私は読手(どくしゅ)として、もう丸二年月一回百人一首カルタ会を開催しています。こちらは自分が得意とする「声」を使って市民の方に何か提供できることはないかと始めたもので、対象は60~70代が中心です。参加していただいているのは、かつて百人一首ととも思い出を育んでこられた方々ばかりで、なかでも70代の男性は上の句で下の句の札をバンバン!!取り、その姿がカッコいいんですよ。千年の歴史がある百人一首を令和にいたるまで継がれているというのも素晴らしい和文化ですよね。和歌の意味を理解すると、白紙の下の句から当時の模様が浮かび上がったりもするんです。改めて、一人でも多くのかたに百人一首の世界に触れてみて欲しいと思います。

